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JICA地域別研修
「持続的な人間の安全保障とキャパシティ・ディベロップメント」セミナー
グローバライゼーションの急激な広まりは、紛争、伝染病、経済危機、自然災害、環境破壊などの深刻な危機の存在を露呈しました。『人間の安全保障』は、国境を越えて発生するこれらの危機による恐怖や欠乏から人々を自由にし、安全と心の平安を守ることを目指した政策的枠組みのことを言います。いま、『人間の安全保障』のアプローチから、現実的にこのような恐れに直面している人々を、公的な手段で守ると共に、自ら行動する能力を強化(エンパワー)することは、重要だと考えられています。
人間の安全保障のコンセプトは、さまざまな国連機関により定義され、2003年には、日本政府もODA政策の重要な柱の一つとして『人間の安全保障』のコンセプトを据えました。今回のセミナーの重要な目的はこの『人間の安全保障』アプローチを『能力開発』アプローチとの連携の中でアジアのローカルな地域の現実に実際的にあてはめることにあります。諸問題を克服するには、多層に渡る政府機関だけでなく、草の根の人々や共同体主体の組織(CBO)、NGOの問題処理能力を強化させることが急務です。
「持続的な人間の安全保障とキャパシティ・ディベロップメント」セミナーは、『人間の安全保障』を達成するために活動する地方自治体、NGOの問題解決能力を高めることを目標とします。研修では『人間の安全保障』と『キャパシティ・ディベロップメント』という二つの考え方をローカルな文脈で再構成し、実践的な「知識」を創出すべく、大阪大学グローバルコラボレーションセンターが全体の研修の組み立てを行います。




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